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『渋谷ではたらく社長の告白』読書感想文

マナブさんのYouTube企画に触発され見終わった瞬間、紹介された本を買いました。

「【発表】仕事を辞めても、人生は詰みません【新企画のお知らせ】」

 

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現在20代後半の私です。今のまま仕事を続けていて人生幸せになれるのかと漠然として不安を抱えています。とにかくちょっとでもいいから行動します。

第一弾として「渋谷ではたらく社長の告白」を読み終わりました。

 

 

本の概要

若干26歳でIT会社の社長になった藤田さんが31歳の時に執筆されたものです。

ITバブルの崩壊で会社をどうするか思い悩みながらも「21世紀を代表する会社を作りたい」という目標に向かって奮闘された実話です。

若くして会社を上場させた成功者のように思われる藤田さんの苦悩と取り組みを知ることが出来ます。

時には悩み、今ほど有名ではないホリエモン楽天の社長などとの交流することで、常に自分の方向性と向き合ってこれた経験が記されています。

 

心に響いた7つの言葉

1. 自分の夢を起業家に変更しましたが、どうやったらそうなれるのか、そもそもそれでいいのか、何もかもがわかりませんでした。


2. ハッタリでもいいから、とりあえず実績を口に出して言ってしまって、次に会うときまでに本当に実績を作ればいいんだ

 

3. 本当にできる営業ってのはな、社内のスタッフから人気があるんだ

 

4. 大事なのは金じゃない。本当に大事なのは志を共有できるかどうかなんだ。

 

5. 私は週に110時間労働を目標に掲げ

 

6. 26歳。高すぎる目標設定。しかし、私は若く、怖いものはありませんでした。志は高ければ高いほどいい。

 

7. 仲間をとても大切にする人です。「弱音はいてるんじゃねぇよ」

 

感想文

「やれないことはないんじゃないか。しかし大成しないかもな」私が感じたことです。

実業家の人達はどんどん新しいことを始めて、始めたことにフルコミットして成果を上げているイメージがあり、藤田さんも同じではないかと思います。長時間労働を目標に掲げるくらいの人なのでとにかく体力と気力には自信があったのでしょう。

私がどうして「やれないことはない」と思ったのか。
それは現職でも仕事の帳尻を合わせる為に多くの時間を割いてコミットしています。コロナ化で強制在宅勤務を強いられることになった時も通勤時間が無くなった分は仕事に充てられると感じました。働き方改革とは真逆ですが、自分の仕事をなんとかして終わらせなくてはと思う心は健在であると感じています。仕事に人より1.5倍時間がかかっている気がするのでそこは改善しなくてはならない点ではあります。

また、「大成しないかもな」と感じた理由には2つあります。

1つ目は「ハッタリ」が苦手だからです。
どうしてもハッタリはウソをついている感じがしてしまい何日も引きづってしまいます。帳尻を合わせればいいのですが、もし失敗したらどうしよう。と不安に苛まれます。失敗したくない気持ちが強すぎて身動きが取れなくなってしまっているので、小さなことからハッタリをかましていこうと思います。今、資料の作成で明らかに時間が足りない期限のものがあります。優先順位を変更したり、時には残業して帳尻を合わせようと思います。

2つ目は「志」です。
私には漠然と世の中の人の健康を良くしたいという思いがあります。しかし、日々業務に追われる中でこれは誰のためにやっているか?地域のだれか一人でも健康に出来ているか?と思い悩みます。志とは自分の人生を豊かにするためのゴールだと思います。私の志は漠然とし過ぎており、本当に自分のゴールなのか悩んでいます。ゴールの無いグランドでサッカーをしているような気がしてなりません。現職にこだわることなく副業や転職を考え、誰かのためになっているなと実感できる環境を作り上げることが必要であると思い、転職サイトに登録をしました。

加えて、現職の取り組みでも1点気を付けていきます。
それは「仲間」を大切にすることです。
退職していく人を見ていると2つのパターンがあるようです。きっちり後任のことを考え綺麗に渡す、立つ鳥跡を濁さずパターンと逆のパターンです。やはり前者の方がみんなから慕われています。藤田さんも社内スタッフからすごく怒られた経験があると紹介されておりました。藤田さんが独立前にお世話になった宇野社長がとても仲間を大切にされる方で独立後も時折影響を受けておられたようです。そして藤田さん自身もITバブルが崩壊の時に仲間がいたから会社の危機も乗り越えられたそうです。忙しい中でも、私もそんな仲間との関係を築けるようにしていきたいと強く感じました。

 

Amozon: 渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉