賢く生きるより辛抱強いバカになれ
どうしたら上手くいくのか?
何かしようと思う時に多くの人が手段が分からなくなり考えること自体を辞めてしまうのではないでしょうか。私もその1人です。
そこでまず出来ることは読書をすることです。
なぜなら読書は先人を学ぶことが出来るからです。1500円でその人の考え方やこれまでの行動を見ることができるのです。
私は今を頑張っているけれどどうしたら良いのだろうと思い、手に取ったのは2人の成功者の著書でした。
JALの再建を達成された稲盛和夫さんとiPS細胞を発見した山中伸弥さんの対談です。
それぞれの考え方が話の中に出てきています。
稲盛さん
「人間万事塞翁が馬」
幸せが不幸に、不幸が幸せにいた転じるかわからないのだから、起きたことに一喜一憂しないでいい。
「動機善なりや、私心なかりしか」
私心は不純物ですから、いくら大義があっても、そこに私心があればうまくいかない。私心がなく動機が善であれば結果は気にしなくて自ずとついてくる。
山中さん
「VW(ビジョンとワークハード)」
ビジョンは長期的な目標、ワークハードは一生懸命に働くことですが、研究者としても人間としてもこの2つが大切で、どちらが欠けてもダメ。
「レジリエンス」
つらい出来事があったときに、しなやかに適応して生き延びる力のこと。希望を失わずに立ち上がって前向きに生きること。
人に感謝することによってレジリエンスは鍛えられる。
まとめ
何かをやる時に利己的ではなく利他的に行動することを徹底されたお二人です。もっとお金が欲しい、私だけなんでやらないといけないの、あいつは何もやってくれない、などと日常的に思うことが多くあります。
しかし自分だけと思うのではなくその業務・作業の先には「誰か」が必ずいます。
その「誰か」に対して自分を出さず取り組んでいく大切さをお二人から学びました。