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『7つの習慣』読書感想文

読書感想文第三弾はスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」です。

マナブさんの宿題も残り2つです。走り抜けます。

(マナブさんのYouTube企画:【発表】仕事を辞めても、人生は詰みません【新企画のお知らせ】)

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本の概要

日々の習慣を見直すための7つの習慣を紹介しています。自分のことをより理解することで、他者を理解することが出来る。自分の理解へのアプローチが具体的に記されています。決してHow to本ではなく、自分の内面を深堀する手助けをしてくれます。

 

心に響いた言葉

自分の内面を深く見つめ、自分が持っている基本のパラダイムを理解し、それを正しい原則に調和させると、力を与えてくれる効果的な中心ができ、そして世界を見る曇り一つないレンズも持つことができる。私たち一人ひとりが唯一無二の個人として世界といかに関わるかによって、世界を見るレンズの焦点をぴったりと合わせることができるのだ 

 

感想文

自分の人生を選択し、自分のレールを歩くことがこれほど難しいとは思っていませんでした。

社会人になり早3年。自分の見方は考えたことがありませんでした。物事を自分がどのように捉えているかが見方です。本誌では「パラダイム」と紹介されています。

日々の業務に追われ、休日は買い物や趣味のスポーツで平日のストレスを発散する。私を含め、私の周りにはこのような生活をしている人が多い気がします。私は去年まで、その生活でも充実していました。私の見方では生活の中で「娯楽」が中心だったのです。仕事やお金は娯楽を楽しむための手段です。そのため、お金が貰え、土日祝が休みであるサラリーマンは手段としては正しかったのです。

しかし、知人とセミリタイアについて話をしていた時に
セミリタイア出来るのであれば、今の娯楽は全然犠牲にできる」
と言われました。私の見方ではなかったので衝撃を受け、今でも頭に残っています。知人の見方では「お金」が中心となっているのだと思います。

知人の見方で物事を捉える経験も1種のパラダイムシフトだと感じました。1つの物事でも「娯楽」と「お金」の2つの中心から見ることで捉え方が大きく違います。配偶者、家族、仕事、所有物、友人など色々な価値観を中心としてみた時はさらに多くの選択が上がります。これまではみんな考え方が違うよね。としか思っていませんでした。

見方を変え、考えられる選択肢から最善を選択していくことが自分自身を成長させ、「原則」を中心に考える力を着けてくれます。そして「原則」を中心に意思決定することは、さまざまな見方から総合的に判断し、私を主体的な個人にしてくれます。主体的な個人になることで人生を自分のものに出来ると提唱しています。

7つの習慣は大きく3つに分けられます。1つ目は私的成功、2つ目は公的成功、3つ目は再新再生です。つまり、自分を育てて、他者といい関係を気づくことを繰り返すことで成長していくという考え方です。

7つの習慣を自分の中に昇華する最終的な目標は
「どんな人間になりたいか、人生で何をしたいか」
に対する主体的な考えを導き出すことです。

しかし、すぐには導き出すことが出来ないので、まずは週末の娯楽について考えようと思います。
価値観としては「平日は仕事に打ち込み、週末は仲間とスポーツに勤しむ」としました。「週末のスポーツで勝利するために、私は平日の仕事を計画的に進め時間を作り平日にトレーニングを取り入れることで勝利を手にする。仲間と共に切磋琢磨することで達成感を得る」ことが私の中の価値観をもとにしたストーリーです。まさに去年の自分です。

今後は「どんな人生にしたいか」について熟考を繰り返していきます。
キャリアプラン、転職、副業、すべてにおいて判断の基盤としていけるように日々積み上げます。

 

Amazon完訳 7つの習慣 人格主義の回復