今さら聞けない「アドバンテージあり」「セミアド」「ノーアド」
テニスがある程度出来るようになってきたけど、デュースがよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、試合中に聞くのも恥ずかしいし、誰に聞いたらいいかわからないから、相手に合わせて適当にやり過ごそうとしていませんか?
デュースは主に3パターン覚えましょう。
一般的にデュースは3パターンしかありません。
これ以外のルールは一般的ではないため、その場で必ず説明があります。
そのため3パターンをしっかり覚えましょう。
①アドバンテージあり
参加する試合に「セミアド」「ノーアド」等の記載がなければ、基本的には「アドバンテージあり」となります。40-40になった際には2点差がつくまでゲームが終わりません。
長丁場の試合です。
私たちがテレビでよく見る試合はアドバンテージありの方式が取られていることが多いです。
(ダブルスの試合は人気がなく、プロの試合でも短縮されがちです。)
プロの人気順を独自解析しています。
②ノーアド(ノーアドバンテージ方式)
最も試合が早く決着がつく方法となります。
1発勝負です。
40-40になった際にレシーバー側がどちらのサイドでリターンをするかを選択します。サーバー側に拒否権はなく、レシーバー側が選択したサイドからポイントを開始し、そのポイントを取得した側にゲームが入ります。
③セミアド(セミアドバンテージ方式)
1度だけアドバンテージありを採用し、再度40-40になった際にノーアドを行う方式です。
【A対Bがデュース(1回目:40-40)になった時の具体例】
Aがポイントを取得:Ad-40
Bがポイントを取得:40-40←ノーアド発動
Bがポイントを取得:ゲーム獲得
ノーアドよりは長くなりますが、こちらも短期決戦です。
コールの仕方
テニスはサーバー側がコールをすることが求められます。
(一般の試合ではコールしない人も多いので、覚えられない・・・という人はルールだけ理解して覚えるまでデュースの時はコールしないという手もあります。しかし、コールしないことでカウントが不明確になり揉めることもあるのでおすすめはしません。)
40-40:デュース or フォーティーオール
基本的に「デュース」とコールすることで何の問題もありません。
セミアド、ノーアドの際は一本で終わりですよという意味も込めて「フォーティーオール」とコールする方もいらっしゃいます。
たまに「一本」とおっしゃる方もいるので覚えやすいものでコールしましょう。
40-Ad:アドバンテージレシーバー or レシーバー
自分のポイントからコールします。(Ad-40ならサーバーです。)
ノーアド以外はアドバンテージが付きます。その際は「アドバンテージレシーバー(またはサーバー))」または省略して「レシーバー(またはサーバー)」とコールしましょう。
まとめ
3パターンのデュースについて説明をしました。
40-40になった後のポイント数はこのようになります。
・アドバンテージあり:無限
・ノーアド:1ポイント
・セミアド:3ポイント
社会人テニスではコートの時間が限らており決められた時間内に試合を終える必要があるため、「セミアド」「ノーアド」が採用されます。
試合の方式を覚え楽しいテニスライフにしてください。
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